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パワーストーン意味・解説/ガーネット

ガーネット Garnet   今回は、ガーネットの解説をします。 パワーストーンのパワー効果・意味の解説 鉱物学的解説 1:パワーストーン【ガーネット】の効果・解説  古代より、 宝石として身に付ける以外にも、投石の弾としてや、呪術、医術など、 あらゆる場面で使われてきたパワーストーンです。 温かな波動で、持ち主に幸運をもたらし、夢や願望に向かって進むための意志力をサポートしてくれると言われています。 持久力や忍耐力もアップすると言い、不安感や後ろ向きな思考を払拭してくれるとされています。表情も明るくなり、人気運も上昇するとされます。 また、新陳代謝や血行改善のサポートもしてくれると言われているパワーストーンです。 ガーネットは、アクセサリーなど、肌に直接触れるように身に付けることで、パワーがより得られると伝えられています。 2:パワーストーン【ガーネット】の鉱物学的解説  鉱物グループ:珪酸塩鉱物  鉱物名:柘榴石(ざくろいし) Garnet    柘榴石とは、鉱物のグループ名にあたり、成分などによって細かく分類されています。 元々は、グラナトゥスと言い、ラテン語の「ザクロの種」を意味するそうです。 宝石として有名な、透明で濃い赤色の柘榴石は、苦礬柘榴(くばんざくろ)石(Pyrope-パイロープ)であることが多いのですが、色の出方により半宝石として扱われることがある他の種類としては、鉄礬柘榴(てつばんざくろ)石(Almandineーアルマンディン)、満礬柘榴(まんばんざくろ)石(Spessartine ースペサルチン)、灰鉄柘榴(かいてつざくろ)石(Andradite-アンドラダイト)などが挙げられます。 変成岩や火成岩中に産出し、接触鉱床やペグマタイト(※1)中、片麻岩中などさまざまです。宝石として使われるものでは、苦礬(パイロープ)はアフリカ、鉄礬(アルマンディン)はインドが主な産出国となっています。 苦礬、鉄礬、満礬、灰礬柘榴石は、Al(アルミニウム)を主成分とし、灰鉄柘榴石は、Fe(鉄)を主成分とします。他には、Cr(クロム)を主成分とする、灰クロム柘榴石などがあります。 結晶は等軸晶系に属し、モースの硬度計(※2)では、苦礬、鉄礬、満礬は7~7.5、灰礬、灰鉄、灰クロムは6.5~7となっていて、劈開(※3)はありません。 ※パイロープは結晶になることは稀...

パワーストーン意味・解説/アメシスト

アメシスト Amethyst   今回は、アメシストの解説をします。 パワーストーンのパワー効果・意味の解説 鉱物学的解説 1:パワーストーン【アメシスト】の効果・解説  アメシストは、古代ペルシャの時代より、悪酔いを防ぐ石と信じられていました。ギリシャ語で「酒に酔わない」を意味することから、Amethystと呼ばれるようになったそうです。  紫色という神秘的な色あいもあり、あらゆる国で、尊い聖なる石ー霊石として考えられ、聖職者が身に付けることも多いパワーストーンです。  強い霊的なエネルギーによって、直感力や判断力・洞察力を高め、意識をクリアーに導くと言われています。  内なる感性を高めてくれる、とされるので、相談やアドバイスがメインの仕事の場合には、おすすめのパワーストーンと言えます。 また、恋愛運向上のパワーをもたらすともされ、誠実な心の繋がりをサポートしてくると言われています。   2:パワーストーン【アメシスト】の鉱物学的解説+α  鉱物グループ:酸化鉱物  鉱物名:紫水晶 アメシスト Amethyst    水晶の中で、紫色のものを紫水晶と呼び、発色は微量のFe₂O₃(鉄イオン)を含むことに起因します。 ちなみに黄水晶(Citrine)は、天然のものが少ないので、紫水晶を4.500度の高温で加熱処理をすることで、変色させ、出荷されたりします。   石英の結晶は、ペグマタイト(※1)中のほか、堆積岩中や金属鉱床中など、多様な場所から産出されます。 アメシストの場合は、鉱床内に生じた空洞に、結晶として生じることも多いようです。 産地としては、ブラジルが筆頭にあげられます。 結晶は、六方晶系で、双晶(※2)をなすこともあります。 モースの硬度計(※3)では、7で、劈開(※4)はなし。   化学組成式:SiO₂  ここからは、余談になります。アメシストはギリシャ神話に登場していて、酒神バッカスがけしかけた虎に食べられそうになった乙女が、ダイアナ神によって石に変えられ、後にバッカスが葡萄酒をその石に注いだところ、石は紫水晶になったという話の、その乙女の名前がアメシストです。  また、旧約聖書「出エジプト記」に記されている、モーセの兄アーロン大司祭のエフォド(法衣)の胸当てに配置されている12石の石のうち、第3列にアメシストの名があります。 ※1:ペグマタイト 地殻...

パワーストーン意味・解説/ブラッドストーン

ブラッドストーン Bloodstone   今回は、ブラッドストーンの解説をします。 パワーストーンのパワー効果・意味の解説 鉱物学的解説 1:パワーストーン【ブラッドストーン】の効果・解説  古代より、魔術や医術に使われてきた、歴史のあるパワーストーンです。 古代ギリシャでは、この石の赤い斑点は太陽の力を宿すと信じられていて、内面のサポート-勇気や知性など-としてだけではなく、出血を止めるための内服薬としても利用ていました。 中世においては、この石の赤い斑点は、イエス・キリストの聖血と信じれていて、強大なエネルギーが、持ち主のエネルギー値を高め、悪しきものを浄化し、清めてくれるパワーストーンとされました。 更に、名声や長寿、血行改善、ヒーリングなど、その効果は多岐にわたると伝わっています。 また、人間関係に恵まれるようになるともされ、対人関係で傷付きやすい心も守り、タフな精神力がもたらされると言われています。 2:パワーストーン【ブラッドストーン】の鉱物学的解説  鉱物グループ:酸化鉱物  鉱物名:碧玉(へきぎょく) Jasper(ジャスパー)  石英が酸化鉄を多く含んで不透明な塊状になったものを碧玉と言い、そのうち、暗緑色に赤い斑点が入ったものを血石(けっせき)-ブラッドストーン(Bloodstone)と呼びます。 古代においては、Heliotropium(または、Eliotropia)と呼ばれていたようです。   産地は主にインドで、 劈開(※1)はなく、モースの硬度計(※2)では、7です。 化学組成式:SiO₂ ※1:劈開(へきかい) 鉱物が一定の決まった方向に割れる、または、 剥がれる性質を言い、その性質により鉱物を鑑定することができます。 ※2:モースの硬度計 鉱物の硬さが、①~⑩までの10段階に分類 されていて、 ①滑石から⑩ダイアモンドへ順に硬くなることを示します。  

パワーストーン意味・解説/ペリドット

ペリドット Peridot   今回は、ペリドットの解説をします。 パワーストーンのパワー効果・意味の解説 鉱物学的解説 1:パワーストーン【ペリドット】の効果・解説  古くから人気のあったパワーストーンで、古代においては、金の土台にはめることで魔除けの効果が得られると信じられていました。 中世の伝承では、特に左腕に身に付けることで、パワーが得られるとされました。 錬金術師にも身を守る護符として利用されていたようです。 太陽のエネルギーを放つパワーストーンとされ、災いを跳ね除け、明るさや行動力、活発さなど、ポジティブなパワーをもたらすと言われています。 落ち込んだ時や恐怖心に陥った時に、ペリドットを持つことで、内面から気持ちを明るい方向へ導いてくれるとされます。   ストレスの軽減や心身のバランスが保たれるよう、サポートしてくれるとされるパワーストーンです。 2:パワーストーン【ペリドット】の鉱物学的解説    鉱物グループ:珪酸塩鉱物  鉱物名:橄欖石(かんらんせき) Olivine(オリビン)  ペリドットという名は宝石名で、宝石は透明で、黄緑色です。 苦土橄欖石、鉄橄欖石などがあり、緑色のものをオリビン石、黄色をクリソコラ、黄緑をペリドットと呼びます。 鉄橄欖石は稀で、出回っているものは苦土橄欖石に属します。 産出は、火成岩中と堆積岩の変質によるものの2種類あります。産地としては、アメリカのアリゾナが有名です。 古代においては、トパーズと混同している時期もあったようです。 結晶は斜方晶系に属し、劈開(※1)はなく、断口は貝殻状、モースの硬度計(※2)では、6.5~7となっています。 条痕(※3)は、無色~半透明。 化学組成式:(Mg,Fe)₂SiO₄ ※1:劈開(へきかい) 鉱物が一定の決まった方向に割れる、または、 剥がれる性質を言い、その性質により鉱物を鑑定することができます。 ※2:モースの硬度計 鉱物の硬さが、①~⑩までの10段階に分類 されていて、 ①滑石から⑩ダイアモンドへ順に硬くなることを示します。 ※3:条痕 鉱物の粉末の色を言います。

パワーストーン意味・解説/ラピスラズリ

ラピスラズリ LapisLazuli   今回は、ラピスラズリの解説をします。 パワーストーンのパワー効果・意味の解説 鉱物学的解説 1:パワーストーン【ラピスラズリ】の効果・解説  ラピスラズリは、古代エジプトでは非常に尊ばれた宝石で、神のパワーを宿す守護のパワーストーンとされました。 ラピスラズリの青色は夜空を、散らばる金色(黄鉄鋼)は星を表し、神秘の力で、災いを跳ね除け、幸運をもたらすと言われています。 この石は、持ち主の内面に働きかけ、知的感性を高め、真実を見通す目や洞察力、 判断力をもたらす効果があるとされています。 また、品性を高め、周囲からの評価がアップするサポートをしてくれると言われているパワーストーンです。 2:パワーストーン【ラピスラズリ】の鉱物学的解説  鉱物グループ:珪酸塩鉱物  鉱物名:青金石 Lazurite( ラピスラズリ )  ラピスラズリ(ラズライト)の日本名は青金石です。黄鉄鋼を伴うアフガニスタン産のものが、特に美しいとされています。 画家のフェルメールの絵画の美しい青色に、ラピスラズリが顔料として多く使われていることでも有名です。 また、ラピス=石、ラズリ=ペルシャ語で群青色を指すと言います。 仏教の七宝に「瑠璃(るり)」がありますが、これは、ラピスのことだと言われています。   ラピスは、スカルン中(※1)に産出します。ただ、ラピスになるための条件は厳しく、産地も多くはなく、日本では産出されません。 劈開(※2)はなく、結晶は、等軸 晶 系で、モースの硬度計(※3)では、5~5.5となっています 。 化学組成式:(Na,Ca)₇~₈(Al,Si)₁₂(O,S)₂₄[(SO₄),Cl₂,(OH)₂] ※1:スカルン 接触鉱床の脈石で、ザクロ石や金属鉱物が産出されます。 ※2:劈開(へきかい) 鉱物が一定の決まった方向に割れる、または、 剥がれる性質を言い、その性質により鉱物を鑑定することができます。 ※3:モースの硬度計 鉱物の硬さが、①~⑩までの10段階に分類 されていて、 ①滑石から⑩ダイアモンドへ順に硬くなることを示します。

パワーストーン意味・解説/マラカイト

マラカイト Malachite  今回は、マラカイトの解説をします。 パワーストーンのパワー効果・意味の解説 鉱物学的解説 1:パワーストーン【マラカイト】の効果・解説  マラカイトは、古代より顔料としても、パワーストーンとしても使われていた石で、ゆりかごを守る、つまり子供を守護する護符石としても重用されていました。 霊的パワーが強く、持ち主の危険を追い払う魔除けのパワーストーンとされています。 また、情緒が安定し、平安な気持ちがもたらされ、社会的にも成功へと導いてくれると言われています。 あらゆる方面にパワーを発揮してくれるパワーストーンで、ストレスの軽減や安眠にも効果を発揮してくれるとされています。 2:パワーストーン【マラカイト】の鉱物学的解説  鉱物グループ:炭酸塩鉱物  鉱物名:孔雀石 Malachite(マラカイト)  マラカイトは日本名を孔雀石(くじゃくせき)と言います。通常、濃緑色と黒や薄緑の美しい縞模様が特徴で、孔雀の羽根に似ていることが名前の由来とされています。 太古より、マラカイトは緑色の顔料として利用され、クレオパトラもその粉をアイシャドウとして使っていたことが有名です。  銅の二次鉱物で、銅鉱床の酸化帯に産出します。 産出国としては、ザイールが挙げられます。 単斜晶系には属しますが、通常は塊状のため、劈開(※1)も結晶なら完全となりますが、認められることは稀です。   モースの硬度計(※2)では、3.5~4とかなり柔らかく、条痕(※3)は淡緑色です。   化学組成式:Cu₂(OH)₂(CO₃)₂ ※1:劈開(へきかい) 鉱物が一定の決まった方向に割れる、または、 剥がれる性質を言い、その性質により鉱物を鑑定することができます。 ※2:モースの硬度計 鉱物の硬さが、①~⑩までの10段階に分類 されていて、 ①滑石から⑩ダイアモンドへ順に硬くなることを示します。 ※3:条痕 鉱物の粉末の色を言います。

パワーストーン効果/健康編

パワーストーン効果・健康編  今回は、パワーストーンの効果で、健康に絞ってご紹介します。古代より鉱物は、病気の治癒のために、実際の服用や祈祷という形で使われてきました。 ご紹介しているのは、医術で使われていたものは除外し、持つことで効果が得られると信じられていた伝承から選びました。 あくまでも、言い伝えなので、その点はご承知おきくださいませ。 効果ごとに分類してあります。 新陳代謝アップのパワーストーン  ガーネット  サードオニックス  トパーズ  スギライト  トルマリン  山入水晶   ソーダライト 血行促進・心臓強化のパワーストーン  アイオライト  ガーネット  クンツァイト  サンストーン  ひすい輝石  パイライト  ブラッドストーン  ヘマタイト  ルビー  レピドライト  長寿のパワーストーン  アゲート  アンバー(琥珀)  ブラッドストーン  マラカイト 肉体疲労回復・夏バテ防止のパワーストーン  プレナイト  水晶  アゲート  ヘマタイト 免疫力・自然治癒力アップのパワーストーン  エメラルド  オニキス  オブシディアン  ガーネット  サードオニックス  ジャスパー  スギライト  トルマリン デトックス効果のパワーストーン  ガーネット  クリソプレーズ  サードオニックス 安産・出産後サポートのパワーストーン    アゲート  アンバー(琥珀)  クリソコラ  コーラル(珊瑚) ジャスパー 女性ホルモン・生理痛改善のパワーストーン  クリソコラ  コーラル(珊瑚)  カーネリアン  トルマリン  ムーンストーン ラリマー  ローズクォーツ 冷え性予防のパワーストーン  カルサイト ヘマタイト リウマチ・神経痛・関節痛サポートのパワーストーン  アズライト  エメラルド  カーネリアン  トルコ石  ペリドット  マラカイト 痛みの鎮静パワーストーン  サファイア  水晶  ペリドット(肩こり・腰痛) 活力・健康促進・回復力アップのパワーストーン  アゲート  カーネリアン  トパーズ  トルコ石  シトリン  ジャスパー  ブラッドストーン  ヘマタイト  ブルーレース  ラブラドライト  ルビー 眼病・視力サポートのパワーストーン  アクアマリン  アゲート  エメラルド  オニキス  オパール  サンストーン  トルコ石 胃腸・...

パワーストーン/選び方

パワーストーンの選び方  今回は,パワーストーンの購入時の選び方について、以下のように説明していきたいと思います。  1. 望むパワーが決まっている場合                     A:その願いは、家の中に関することですか?    B:その願いは、自身に関することですか?     2. 望むパワーが決まっていない場合 更に、各シーンでの、店舗とネットショップで購入するメリットやデメリットについてもお話できれば、と思います。 1:パワーストーンに望むパワーが決まっている場合  A. その願いは、家の中に関することですか?  例)方位除け、鬼門除け、風水の観点から気の流れを整える、など  家の中の浄化や方位除けなどの場合は、なるべく加工品ではなく、クラスターなどの原石が望ましい所です。より強大なエネルギーが得られるうえ、飾る場所に放出されたパワーがとどまります。 転居時に方位が良くなかった、風水や家相上の問題がある、などとした場合の浄化のために使う場合は、水晶など浄化作用の強いパワーストーンの原石が、やはりおすすめです。  その際、店舗で選ぶ場合は、予算もあるかと思いますが、見て「ピンとくる」これが大前提です。不思議なもので、きれいで、値段も出せない価格ではないのに、惹かれない石もあります。そういう時は、縁がないのだと考えてください。 また、オンラインで選ぶ場合も、クラスターなど原石は、1点ものとなりますから、画像を見て(いろいろな角度からの写真が掲載されていると、より良いかと思います)、やはりインスピレーションで選んでください。ピンとこなければ、別のショップか、また、別日に選ぶようにしてください。  加工品でも、もちろんパワーはあります。球体やピラミッド型、招き猫など形そのものにパワーがあるものだと、エネルギーの相乗効果が得られます。  また、予算的に厳しいな、という場合は、原石のタンブル(小石タイプ)もありますから、それを数点入れ物に入れて、飾るのもおしゃれですし、パワーも得られます。 タンブルの場合は、ネットだと1点ものとしては扱われないことが多いと思うので、インスピレーションで選ぶことは難しくなります。気になる方は、店舗で選ぶことをおすすめします。 家で使う場合でも、例えば、寝つきが良くない、ちょっと今日は調子が悪いな、という時には...

パワーストーン意味・解説/ラブラドライト

ラブラドライト Labradorite   今回は、ラブラドライトの解説をします。 パワーストーンのパワー効果・意味の解説 鉱物学的解説 1:パワーストーン【ラブラドライト】の効果・解説  神秘的な光沢を持つパワーストーンです。 内面的な部分に働きかけてくれるスピリチュアル・ストーンで、リラクセーション効果も高く、気持ちの安定がもたらされるとされています。 と同時に、内なる活力を引き出し、毎日の生活の充実感が高まると言います。  また、強いエネルギーで持ち主の潜在能力を引き出し、開花させてくれるとされます。 発想力が豊かになり、集中力が高まると言われているので、クリエイティブな活動においてサポートしてくれるパワーストーンと言えます。 また、ラブラドライトの神秘の輝きは、邪気を払うともされています。 2:パワーストーン【ラブラドライト】の鉱物学的解説  鉱物グループ:珪酸塩鉱物  鉱物名:曹灰長石(そうかいちょうせき) Labradorite(ラブラドライト)  長石グループの斜長石の仲間で、青~緑色の閃光を一定の方向に放つもので、ラブラドル海岸に良質のものが産出されることから、この名で呼ばれます。 カナダのラブラドルのほか、フィンランドでも産出されます。 長石グループに含まれる有名なパワーストーンでは、ムーンストーンやサンストーン、アマゾナイトなどがあります。 結晶は三斜晶系に属し、劈開(※1)は完全、モースの硬度計(※2)では、6~6.5となっています。 成分により比重が異なるので、正確な測定により、斜長石のどの種類なのかを特定できます。 化学組成式:Na(AlSi₃O₈) ※1:劈開(へきかい) 鉱物が一定の決まった方向に割れる、または、 剥がれる性質を言い、その性質により鉱物を鑑定することができます。 ※2:モースの硬度計 鉱物の硬さが、①~⑩までの10段階に分類 されていて、 ①滑石から⑩ダイアモンドへ順に硬くなることを示します。 ※4:条痕 鉱物の粉末の色を言います。

パワーストーン意味・解説/ロードクロサイト(インカローズ)

ロードクロサイト Rhodochrosite   今回は、ロードクロサイト(インカローズ)の解説をします。 パワーストーンのパワー効果・意味の解説 鉱物学的解説 1:パワーストーン【ロードクロサイト】の効果・解説  ローズクォーツ同様、恋愛の石と言われ、ロマンスや情熱をもたらすとされています。 また、「気」を活性化する効果が高く、勇気を与えてくれるとも言われています。  ロードクロサイトは、癒しのエネルギーが強く、心が傷付いている時に持つと、立ち直りを早めてくれるとされています。 傷心の時に陥りがちな、後ろ向きな考え方や、マイナスの感情などの悪循環から、解放してくれるとされるパワーストーンです。 そして、自信と気力が戻り、生活に張りがもたらされるようになるとされます。    持ち主の内面に温かく働きかけてくれ、魅力を引き出し、幸せになろうとする気持ちをサポートしてくれる、と言われています。 2:パワーストーン【ロードクロサイト】の鉱物学的解説  鉱物グループ:炭酸塩鉱物  鉱物名:菱マンガン鉱 Rhodochrosite(ロードクロサイト)  別名インカローズとも呼ばれています。 金属鉱脈中に産し、以前は北海道など日本でも産出していました。 海外では、アルゼンチンなど中南米に多く産出します。 透明感のあるものや、紅色で層状の模様のあるものが重用されます。 コロラド産のピンク色の美しいものは、とても人気が高く、高価です。  結晶質のものは劈開(※1)は完全で、緻密塊上のものは劈開が不鮮明である性質を持ちます。結晶は六方晶系に属します。 条痕(※2)は、いずれも白色で、モースの硬度計(※3)では、3.5~4とかなり柔らかいのも特徴です。  化学組成式:MnCO₃ ※1:劈開(へきかい) 鉱物が一定の決まった方向に割れる、または、 剥がれる性質を言い、その性質により鉱物を鑑定することができます。 ※2:条痕 鉱物の粉末の色を言います。 ※3:モースの硬度計 鉱物の硬さが、①~⑩までの10段階に分類 されていて、 ①滑石から⑩ダイアモンドへ順に硬くなることを示します。

パワーストーン意味・解説/トパーズ

トパーズ Topaz   今回は、トパーズの解説をします。 パワーストーンのパワー効果・意味の解説 鉱物学的解説 1:パワーストーン【トパーズ】の効果・解説  トパーズは、古代エジプトでは太陽神の象徴とされ、太陽のエネルギーを持つパワーストーンとして、尊ばれていました。 太陽のエネルギーを放つことから、人の生命エネルギーに直接働きかけると考えられています。 災いを跳ね除け、 心身ともに強化してくれるパワフルな影響力を持つとされ、 緊張やストレスからの解放をうながすと言われています。 感情の起伏が激しい人が持つと、精神的な安定が図れる効果が高いとされています。 また、コミュニケーションを必要とする仕事を後押ししてくれる、とされるパワーストーンで、周囲からの評価が高まると言われています。 2:パワーストーン【トパーズ】の鉱物学的解説  鉱物グループ:珪酸塩鉱物  鉱物名:トパーズ Topaz  日本名では、黄玉(おうぎょく)とも言います。 通常は無色透明~淡紅、帯緑色などで、イメージにある黄色の宝石のトパーズは、インペリアル・トパーズと呼びます。 見た目から石英のシトリンと混同されがちですが、鉱物としては全く別物です。 また、無色透明のトパーズでも宝石として扱われることもあります。 水色のブルートパーズも人気がありますが、こちらは無色のトパーズに放射線を照射して、色を変化させたものになります。 天然でもブルーのものはありますが、薄い色味なので、小さくカットしてしまうとほとんど無色に近くなってしまいます。  トパーズは、ペグマタイト(※1)や錫鉱脈などに産出します。 産出国としては、ブラジルやパキスタンなどがあげられます。 一定の角度に完全な劈開(※2)があり、 結晶は、 斜方晶系柱状です。 モースの硬度計(※3)では、8、条痕(※4)は白色です。 化学組成式:Al₂(SiO₄)(F,OH) ※1:ペグマタイト 地殻中で、有用鉱物が集中している部分- 鉱床のうち、結晶が大型化される、主に花崗岩質の鉱床を指します。 ※2:劈開(へきかい) 鉱物が一定の決まった方向に割れる、または、 剥がれる性質を言い、その性質により鉱物を鑑定することができます。 ※3:モースの硬度計 鉱物の硬さが、①~⑩までの10段階に分類 されていて、 ①滑石から⑩ダイアモンドへ順に硬くなることを示しま...

パワーストーン意味・解説/ひすい(ジェダイト)

ひすい輝石(ジェダイト) Jadeite   今回は、翡翠(ひすい・ジェダイト)の解説をします。 パワーストーンのパワー効果・意味の解説 鉱物学的解説 1:パワーストーン【翡翠(ひすい)】の効果・解説  ヒスイは、日本でも縄文時代から、呪術・霊的パワーを放つツールとして勾玉などに利用されてきた歴史を持ちます。 ヒトに限らず、あらゆる生命体に影響するスピリチュアルなパワーストーンとされてきました。 長寿や無病息災のお守りでもあり、また、「哲学の石」とも言われ、知的向上・応用力や記憶力の向上を促し、物事の成功へと導いてくれると言われています。 的確な判断力アップにも働きかけてくれるので、商談の時に持つと良いとも言われています。 また、恋愛にも大きな作用をもたらすとされていて、相手との心の交流がスムーズになるとされるパワーストーンです。 2:パワーストーン【翡翠(ひすい)】の鉱物学的解説+α  鉱物グループ:珪酸塩鉱物  鉱物名:ひすい輝石/硬玉 Jadeite(ジェダイト)  縄文時代から、勾玉などの宝飾品として利用されてきた歴史を持ちます。 日本では、出雲大社の宝物殿のヒスイの勾玉が有名で、 世界的にみると、マヤ遺跡で発見されたバカル王の翡翠のマスクがあげられるかと思います。 また、中国でも「玉」と呼ばれ、高貴な宝飾品の材料として使われていました。 いわゆる「ひすい」と呼ばれる石には、「硬玉」と「軟玉」があり、この硬玉( Jadeite)は、 輝石に属します。 軟玉(Nephrite)は、透角閃石に属します。 中国で玉として利用されていたヒスイは、この軟玉にあたります。  ヒスイ輝石は、輝石に属してはいますが、主成分はナトリウムで、普通輝石とは異なります。蛇紋岩中に塊上で産出し、日本でも新潟や富山、兵庫など、海外ではロシアやミャンマーなどが産地として挙げられます。    ヒスイと言えば、緑色を思い浮かべますが、通常は白色がほとんどで、鉄やクロムが混入して緑色になったものが宝石として重用されています。  非常に硬く、割れにくい性質を持ちます。モースの硬度計 (※1) では、6なのですが、構造的に繊維状の集合体となりやすいため、強靭となるわけです。 劈開 (※2) は完全で、結晶は単斜晶系にあたりますが、単独の結晶になることは稀です。 化学組成式:NaAl(Si₂O₆) ...

パワーストーン意味・解説/カーネリアン

カーネリアン Carnelian   今回は、カーネリアンの解説をします。 パワーストーンのパワー効果・意味の解説 鉱物学的解説 1:パワーストーン【カーネリアン】の効果・解説  やる気と行動力・勇気を象徴するパワーストーンです。考え方をポジティブに導いてくれるので、何事にも積極性が生じてくると言います。 古代エジプトでも、戦士が勝利の護符として利用していたようです。 就職活動や資格試験など、勝負の時に活力をもたらし、自己実現に向けての集中力が高まるとされます。そのため、自身の力を十分に発揮できるようになるとされています。 自分がどうあるべきか、どこへ向かうべきかといった方向付けのサポートをしてくれるので、迷いのある時に持つと良いとされます。  また、人間関係がスムーズにいくように働きかけてくれ、説得力や存在感がアップ、生活に張りを感じるための、後押しをしてくれるパワーストーンとも言われています。  体力的にもエネルギー値を高め、温かい波動で持ち主を包み、プラス思考へと導いてくれるという、力強いパワーストーンと言えます。 2:パワーストーン【カーネリアン】の鉱物学的解説+α  鉱物グループ:酸化鉱物  鉱物名:紅玉髄 Carnelian *玉髄 Chalcedony    隠微晶質の石英の結晶が固まったもの-玉髄(ぎょくずい)の中で、酸化鉄を含み、黄~紅色・半透明で、縞模様のないものを紅玉髄(カーネリアン)と 呼びます。 日光に当て続けると、色が濃くなる性質があります。  ちなみに、酸化ニッケルにより緑色になったものは、緑玉髄 Chrysoprase(クリソプレーズ)と言います。  また、玉髄の中で、縞模様が美しいものを瑪瑙(アゲート)と呼びます。    主な産出国はインド、ブラジルです。 劈開(※1)はなく、モースの硬度計(※2)では、6.5~7です。 結晶の形は、三方晶系。 条痕(※3)は、白色。 化学組成式:SiO₂  余談ですが、鉱物や宝石名を形容表現として、作品中に多く登場させている宮沢賢治さんですが、この玉髄の使用頻度も高いです。 特に、空の雲を表現してることが多いようです。   ※1:劈開(へきかい) 鉱物が一定の決まった方向に割れる、または、 剥がれる性質を言い、その性質により鉱物を鑑定することができます。 ※2:モースの硬度計 鉱物の硬さが、①~⑩...

パワーストーン意味・解説/タイガーズアイ

タイガーズアイ Tiger's Eye   今回は、タイガーズアイの解説をします。 パワーストーンのパワー効果・意味の解説 鉱物学的解説 1:パワーストーン【タイガーズアイ】の効果・解説  アイストーンであるタイガーズアイは、第3の目と呼ばれ、古代より、災いを跳ね除ける魔除けの石とされてきました。  直感力や霊的感性を高め、チャンスをつかみ取るバイタリティをもたらすと言われています。 また、洞察力・集中力・決断力アップをサポートし、そのため、持てる能力をフルに発揮できるようになるとされています。 クリエイティブな感性を高め、仕事での成功へ導くとも言われています。  持ち主の内なるエネルギーを引き出し、増幅するパワーを放つとされることから、金運アップや財産の象徴とも。  さらには、対人関係の改善にも有効とされ、オールマイティで、パワフルなパワーストーンと言えます。 2:パワーストーン【タイガーズアイ】の鉱物学的解説  鉱物グループ:珪酸塩鉱物  鉱物名:リーベック閃石  Riebeckite /  クロシドライト Crocidolite   角閃石の一種、リーベック閃石のうち、藍青灰色で繊維状の結晶をクロシドライト(Crocidolite)と言い、その鉱物に石英が浸透したものを鷹目石(Falcon's Eye)、更に酸化作用で茶色く変化したものを虎目石(Tiger' Eye)と呼びます。   花崗岩、変成岩中に多く産出し、産出国としては、南アフリカやオーストラリアなどがあげられます。 劈開(※1)は一定の角度で完全。モースの硬度計(※2)では、5.5~6となっています。 結晶の形は、単斜晶系。 化学組成式:Na(Fe,Mg)₃Fe₂Si₈O₂₂(OH)₂ ※1:劈開(へきかい) 鉱物が一定の決まった方向に割れる、または、 剥がれる性質を言い、その性質により鉱物を鑑定することができます。 ※2:モースの硬度計 鉱物の硬さが、①~⑩までの10段階に分類 されていて、 ①滑石から⑩ダイアモンドへ順に硬くなることを示します。

パワーストーン意味・解説/ムーンストーン

ムーンストーン Moonstone   今回は、ムーンストーンの解説をします。 パワーストーンのパワー効果・意味の解説 鉱物学的解説 1:パワーストーン【ムーンストーン】の効果・解説  月のパワーを宿すパワーストーンとされ、特に満月の時に最もそのパワーが強まると言われています。  古代より長く、スピリチュアルなパワーは信じられてきて、霊眼を開くためや予言を聞くための儀式に用いられたりするほどでした。 ムーンストーンは、静かに内面に働きかけてくれるパワーストーンで、感性や感受性を高め、感情表現を豊かにしてくれると言われています。 特に、自己表現が苦手な人が持つと良いとされ、コミュニケーション能力が高まるとされています。  また、古代から愛の石とも言われ、互いの気持ちをつなぐ作用や、恋愛のチャンスをもたらす効果を持つとされるパワーストーンで、恋人に贈るのに相応しいと言われています。  更に、繊細で傷付きやすい心を守ってくれる、とされるムーンストーンは、ストレスからの解放や前向きな思考へと導いてくれるパワーストーンと言えます。 2:パワーストーン【ムーンストーン】の鉱物学的解説  鉱物グループ:珪酸塩鉱物  鉱物名:月長石 Moonstone    長石(Feldspar)グループの中の正長石(Orthoclase)の中の氷長石(Adularia)、または、斜長石(Plagioclase)の中の曹長石(Albite)に含まれます。 結晶軸のある方向において、青色の、月光のような淡い輝きを放つものです。  石の猫目(キャッツアイ)効果のことをシャトーヤンシーと呼びますが、ムーンストーンの場合、このシャトーヤンシーの色の出方で呼び方も変わります。 青色効果のものはロイヤルブルー・ムーンストーン、オレンジやイエロー効果のものは、レインボー・ムーンストーンと呼ばれます。     インド、スリランカが主な産出国で、ペグマタイト(※1)中に多く結晶します。 劈開(※2)は2方向完全で、モースの硬度計(※3)では、6となっています。 結晶の形は、単射晶系。 条痕(※4)は、白色。 化学組成式:K(AlSi₃O₈)  ちなみに、サンストーン(日長石)も仲間で、こちらは斜長石の中の灰曹長石(Oligoclase)に含まれます。 ※1:ペグマタイト 地殻中で、有用鉱物が集中している部分- 鉱...

パワーストーン意味・解説/ブルーレース

ブルーレース BlueLace   今回は、ブルーレースの解説をします。 パワーストーンのパワー効果・意味の解説 鉱物学的解説 1:パワーストーン【ブルーレース】の効果・解説  心を穏やかにし、温かな波動で不安やイライラからの解放と、精神的にゆとりをもたらしてくれる、とされるパワーストーンです。 レースアゲートのメンタルへの働きかけは、とても強力とされていて、落ち込みが激しい時や、後ろ向きになってしまいがちな意識を和らげて、悲しい気持ちも洗い流してくれる、と言われています。 周囲の人たちへの気配りができる余裕も生じ、また、柔らかな印象を周囲に与えるので、自然に友達も増え、交際範囲も広がると言われています。 そのことから、コミュニケーションを必要とする仕事にも有効とされます。 日常にマンネリを感じている時にも、このパワーストーンを持つことで、充実感や満足感が得られると言います。  古代チベットでは、神様の石として尊ばれていました。 災いを回避し、幸運をもたらすとされる、優しく穏やかに良い方向へと導いてくれるパワーストーンです。 2:パワーストーン【ブルーレース】の鉱物学的解説  鉱物グループ:酸化鉱物  鉱物名:玉髄/瑪瑙(めのう) Chalcedony/Agate    玉髄の中で、縞模様が美しいものを瑪瑙と言いますが、その中でも水色や青と白の縞のものをブルーレース・アゲートと呼びます。 加工品のための産出は、 ほぼブラジル産のようです。   劈開(※1)はなく、モースの硬度計(※2)では、6.5~7です。 水晶の仲間ですが、層状になっていることから、水晶よりやや 硬度が下がります。 結晶の形は、三方晶系。 条痕(※3)は、白色。 化学組成式:SiO₂ ※1:劈開(へきかい) 鉱物が一定の決まった方向に割れる、または、 剥がれる性質を言い、その性質により鉱物を鑑定することができます。 ※2:モースの硬度計 鉱物の硬さが、①~⑩までの10段階に分類 されていて、 ①滑石から⑩ダイアモンドへ順に硬くなることを示します。 ※3:条痕 鉱物の粉末の色を言います。  

パワーストーン意味・解説/トルマリン

トルマリン Tourmaline   今回は、トルマリンの解説をします。 パワーストーンのパワー効果・意味の解説 鉱物学的解説 1:パワーストーン【トルマリン】の効果・解説  トルマリンは、強力なパワーを持つと言われるパワーストーンです。 リラクセーションや前向きな思考などをもたらすとともに、あるゆる人間関係をプラスに作用させる、強力な波動を放つと言われています。 トルマリンには、様々な色あいのものがあります。 ピンクは、恋愛に特に効果を発揮し、グリーンは行動力や活性、ブルーは学業や仕事の運気向上をもたらすとされています。 2色に分かれている、ウォーターメロン・トルマリンは、中でも特に人間関係を円滑に導くとされています。恋愛においては、相手との気持ちの交流がより高められる、と言われています。  また、トルマリンは、ほかのパワーストーンのパワーを増幅させる力を持つとされます。持ち主の内面の輝きを外に引き出し、同時に他の石の中に宿るエネルギーも引き出す、パワフルなパワーストーンと言えます。 2:パワーストーン【トルマリン】の鉱物学的解説  鉱物グループ:珪酸塩鉱物  鉱物名:電気石 Tourmaline(トルマリン)   日本名は電気石。電気石は種類が多く、グループ名です。 主に宝飾に使われるのは、リチア電気石で、有名なのが、紅色の紅電気石(Rubellite)、内側と外側でピンク色と緑色の2色に分かれている、ウォーターメロン・トルマリン(Watermelon Tourmaline)です。    トルマリンは、含有物により様々な色調を持つことから、「色の混ざった宝石」という意味の古代語が、その名前の由来とされています。  日本では、石の持つ電磁気作用から、磁気ネックレスなど、民間療法的に多く利用されています。    リチウムを含むペグマタイト(※1)中などから産出されます。 産地は、ブラジル、アフガニスタン、マダガスカルなどです。 日本でも産出することがあります。 結晶は、六方晶系で、劈開(※2)は不完全。 断口は亜貝殻状、または不平坦で、 モースの硬度計(※3)では、7~7.5なので、 硬めなのですが、砕けやすい性質を持ちます。 条痕(※4)は、白色。 化学組成式:XY₃Al₆(BO₃)₃(Si₆O₁₈)(OH)₄ 種類 黒電気石 Schorl  黒 苦土電気石 Dr...

パワーストーンQ&A

パワーストーンQ&A  今回は、以前SHOP運営時に寄せられたご質問やお問い合わせを中心に、パワーストーンに関するお取り扱いに関してまとめてみました。 Q:パワーストーン・ブレスレットって左右、どちらの手首にすれば良いの?          A: 基本的にどちらでも大丈夫です     常に身に付けておくことで、より波動を受けやすくなるので、利き腕と反対の手首にするほうが、日頃の作業の邪魔にはならないかと思います。 仕事最中は手首に付けておくことができない、という場合は、ポケットに入れておく、机で作業する方なら、机の上に置いておく、でも問題ありません。 身近な存在として、パワーストーンを配置することがキーポイントです。 ※紛失や落下にはお気を付けくださいね。 Q:神社やお寺のお守りと一緒にパワーストーンを持っていても大丈夫ですか?   A: 全く問題はありません  お守りの袋に入るような小さなパワーストーン・タンブルでしたら、その中に入れておくことで効果絶大です。 Q:パワーストーンを見てると、あれもこれも欲しくなります。色々なパワーストーンを一緒に持っていても問題はないのですか?   A: パワーストーンはそれぞれ異なるパワーを持っています  パワーが反対の作用をもたらすパワーストーン同士は、やはり合いません。 「合わない」というのは、一緒に持つことでマイナスの作用をもたらすということではなく、折角それぞれが強いパワーを放っていても、互いの作用を打ち消し合ってしまい、プラスマイナスゼロになってしまう、ということです。 例えば、ローズクォーツ・インカローズとオニックスを一緒に持つことは、あまりおすすめできません。 前者2個は、情熱やときめきをもたらし、対人関係を豊かにするパワーストーンであり、後者は熱を冷まして、冷静になる、また、人間関係でも清算したい時に持つ、とした対極の意味を持つからです。  Q:パワーストーンって、自分に合う、合わないってありますか?悪いパワーを受けてしまうことはないのですか?   A: 合う、合わないはあります  自分がどんなことを目標にしているのか、どのような望みがあるのかを考えた上で、それをサポートしてくれるパワーを放つパワーストーンをさがすことが大切だと思います。 ですから、合う、合わないというのは、自分が求めていることとは異なる...

パワーストーン浄化方法2

お使いのパワーストーンの浄化方法  今回は、使用中のパワーストーンの浄化方法についての解説です。 パワーストーンが割れてしまった時  お使いのパワーストーンが割れてしまうと、ショックかと思います。 ただ、「不吉」と考える必要はありません。このパワーストーンは、自分が受けるはずだったマイナスのエネルギーを代わりに受けてくれたんだな、と前向きにとらえてください。 そして、感謝の気持ちを持ち、大地に帰してあげましょう。 「ありがとう」の気持ちで、そのパワーストーンを土に埋めてあげるのが良いと思います。 埋める場所がない場合は、浄化した後、保管していても大丈夫です。 機会がありましたら、神社に相談してみてください。  この場合に浄化ですが、お線香を使うのが妥当です。 役目を終えたパワーストーンの近くでお線香を焚き、窓を少し開けておいてください。そうすることで、石が受けた邪気は、煙とともに外に流れ出ていき、石は浄化されます。 石を休ませることが目的なので、日中ではなく、月光を感じることができる夜に、お線香を使い浄化することが、ベストかと思います。月光にはスピリチュアルなパワーがありますので。 パワーストーンが疲れているのでは?と感じた時  身に付けているパワーストーンが、割れたりはしていないまでも、なんとなく最近エネルギーを感じられない気がする…と思う時があります。 そのように感じる時は、石が働きすぎて、疲れている可能性があります。 浄化したうえで、数日休ませてあげると復活します。 この場合の浄化は、購入時の浄化方法で大丈夫です。パワーストーン購入時の浄化方法のページをご覧ください。  稀ですが、色が変化してくることがあります。 これが、単に日光などに反応しただけなのか、それとも、そのパワーストーンの疲れによるものなのか、または何かのサインなのかは判別しにくい所ではあります。 ただ、いずれにしても一旦浄化はしたほうが良いと思います。 この場合の浄化は、ロッククリスタルの近くに置く方法か、お線香を焚く方法がおすすめです。  ※もし、ペンデュラム・ダウジングをされる方は、是非、ペンデュラムでパワーストーンのエネルギーの有無をご確認ください。 ダウジングについて興味がありましたら、サイトをご覧ください。 企画室らんサイト  大切にすることで、より長く一緒にいられるパートナー・ストー...

パワーストーン・浄化方法

パワーストーンの浄化方法  今回は、パワーストーン購入時の浄化についての解説です。  パワーストーン・タンブル(小石)の場合  タンブルのように、研磨してあるパワーストーンを購入された場合は、水道水で軽く洗い、清めた後、清潔な布で拭き、ポーチ(巾着)に入れるなどして、お守りの要領で身に付けるようにしてください。 他の人には、極力触れさせないほうが良いでしょう。 入れ物に入れて、飾る方法もあります。その際は、なるべく近くの目の届くところに置くことで、気を通わせることができるかと思います。 パワーストーン原石の場合  原石の場合は、洗うことができないことが多いので、朝日に1日~2日程度あてることで、浄化されます。ただし、陽に当ててはいけない石もありますので、注意が必要です。 (※神経質になる必要もないのですが、リチウムを含む鉱物は、太陽光に弱いとされています。例)ウォーターメロン・トルマリン、クンツァイト、リチア雲母など)  パワーのある水晶(原石)をお持ちでしたら、近くに置いておくだけでも、浄化されます。  また、お香(できたらお線香)を近くで焚いて、清める方法もあります。 お香の場合は、パワーストーンの近くで焚き、窓を少し開けておくようにすることで、邪気があれば、煙とともに外に流れていきます。 灰がパワーストーンに落ちないように、気を付けてください。  原石の場合は、通常、特に何もしなくても大丈夫ではありますが、気になるようでしたら、上述のような浄化方法をお試しください。 パワーストーン・グッズ(ペンデュラム・ブレスレット等アクセサリー)  洗うことができませんので、朝日をあてることで浄化できますが、パーツ類への影響がない方法としては、ロッククリスタルとしばらく一緒に置いておくことが、適切かと思います。  他には、近くに盛り塩を置くことでも清められます。 2日~3日程度置くだけでも効果があるかと思いますが、お塩が直接パワーストーンに付かないように、気を付けてください。中には、お塩で変色する可能性のある石もあります。  また、陽に当て場合、水晶球などは光を集めすぎて発火する可能性があるようなので、長時間、直射日光をあてないように気を付けてください。飾る場合も同様です。  原石の水晶の浄化作用は絶大です。一つ持っていると、あらゆるものを清めることができます。 以上です。...

パワーストーン意味・解説/水晶

水晶(クリスタル) Crystal   今回は、水晶の解説をします。 パワーストーンのパワー効果・意味の解説 鉱物学的解説 1:パワーストーン【水晶】の効果・解説  水晶は、オールラウンドなパワーで、災いを跳ね除け、清め、浄化してくれるとされ、守護石パワーストーンの代表格と言えます。 古代より、霊的エネルギーを持つ魔法の石として、医療呪術やシャーマンの祈祷などにも用いられてきた、スピリチュアルなパワーストーンです。 スピリチュアル効果が高いため、パワーストーン・ヒーリングやワーキングにも多く利用されます。 また、持ち主の潜在能力を引き出し、芸術的感性や才能の開花を促すとも言われています。 浄化作用が強力なので、ほかの石を浄化するためにも使われます。 特に、原石-クラスター状の水晶は、浄化パワーが大きいと言われています。 パワーストーンでブレスレットを作る場合は、水晶を組み合わせることで、ほかの石のパワーの相乗効果と、浄化作用を得られることと思います。 2:パワーストーン【水晶】の鉱物学的解説+α    鉱物グループ:酸化鉱物  鉱物名:石英 Quartz  石英の中で、無色透明の結晶を水晶と呼びます。 「クリスタル」とは、ギリシャ語の「クリスタロス」-氷-が由来とされています。神様が水を永遠の形に変えたものがクリスタルであると、信じられていました。また、ローマや中国アルプスなどでは、氷の化石だと思われていたようです。  石英の結晶は、ペグマタイト(※1)中のほか、堆積岩中や金属鉱床中など、多様な場所から産出されます。 日本では、山梨でも産出されていたことは有名ですが、今は採取が行われている所はないそうです。 多く産出されるのは、アメリカ/アーカンソー州、ブラジルなどで、透明度の高い「ハーキマーダイアモンド」は、アメリカ/ニューヨーク州が産地です。 結晶は、六方晶系で、双晶(※2)をなすこともあります。 モースの硬度計(※3)では、7で、劈開(※4)はなし。 高温石英 High Quartz  573℃以上で構造が変化した石英で、マグマから直接結晶するものです。不透明から乳白色で、内部に細かいヒビがはいっています。ただ、産出されたものは、もう高温環境ではないので、通常の石英であり、過去に高温石英だったもの、となります。 化学組成式:SiO₂  全く持って 余談ですが、...

パワーストーン意味・解説/サファイア

サファイア Sapphire   今回は、サファイアの解説をします。 パワーストーンのパワー効果・意味の解説 鉱物学的解説 1:パワーストーン【サファイア】の効果・解説  聖なる魂の石とされてきたサファイアは、冷静さ・明晰さをもたらすパワーストーンと言われています。 宗教的にも多く用いられてきた石で、キリスト教では、高位聖職者で枢機卿のみが、着用する指輪にサファイアを使用することが許されていたそうです。 この石は、特にスピリチュアル性の高いシンボルとして扱われることが多く、魂や哲学といった、形而上的意味合いを秘めています。   中でも、スターサファイア(ルチルの含有により、六芒星の光を持つ)は、「運命の宝石」と呼ばれ、持ち主の夢実現に向けてのサポートと幸運をもたらすとされます。  サファイアは、ほかにも恋愛成就・結婚運アップにも作用するとされ、また、子宝にも恵まれる、マルチなパワーストーンと言われています。   2:パワーストーン【サファイア】の鉱物学的解説  鉱物グループ:酸化鉱物  鉱物名:鋼玉 コランダム(Corundum)    日本名では、鋼玉(こうぎょく)と言います。コランダムの中で、チタン、鉄が含まれ、透明で青色のものをサファイアと呼びます。 同じコランダムにルビーがあり、こちらは酸化クロームを含み、透明で赤色になったものを指します。 赤色でも、薄い色の場合はピンク・サファイアと呼ばれます。 結晶の形は、六方晶系 。劈開(※1)はなし。 モースの硬度計(※2)では 、9と、ダイアモンドの次に硬い石となります。 宝石に使われる石は、スリランカやオーストラリアなどから産出されます。  スターサファイアは、ルチル(Rutile-金紅石)という他の種類の鉱物の結晶が含まれ、研磨することで光が出現するというものです。    コランダム自体(宝石以外)は、硬いので、工業的にも多く利用されています。 また、非金属鉱物としては、比重(※3)が4.02前後と、重いのも特徴の一つです。   化学組成式:Al₂O₃ ※1:劈開(へきかい) 鉱物が一定の決まった方向に割れる、または、 剥がれる性質を言い、その性質により鉱物を鑑定することができます。 ※2:モースの硬度計 鉱物の硬さが、①~⑩までの10段階に分類 されていて、 ①滑石から⑩ダイアモンドへ順に硬くなることを示しま...

パワーストーンの意味・解説/オパール

オパール Opal   今回は、オパールの解説をします。 パワーストーンのパワー効果・意味の解説 鉱物学的解説 1:パワーストーン【オパール】の効果・解説  ロマンスと幸福のための願い事を叶えてくれる、 とされる、希望の石です。 大きなパワーを放出しているとされ、昔の霊能者や予言者は、 霊的なパワーを高めるために、このパワーストーンを利用していたようです。  また、芸術的感性や美意識の向上などにも、 効果を発揮すると言われていて、持ち主の感性を 表現するための サポートをしてくれるとされています。 更に、持ち主の中に眠る可能性や才能を開花させるエネルギーを 放つとも言われる、神秘のパワーストーンです。 2:パワーストーン【オパール】の鉱物学的解説+α    鉱物グループ:酸化鉱物  鉱物名:蛋白石 Opal(オパール)  SiO₂(※1)に水が加わりできた鉱物であり、非晶質で、劈開(※2)も ありません。断口(※3)は、貝殻状です。   色は、無色から虹色まで、多色にあらわれ、日本人に好まれる石の 一つです。 角度により神秘的な色あいを放つ作用を遊色効果と呼びます。 内部のひびに入り込んだ水に、光が反射してあの虹色が生まれます。 ですから、水が蒸発してしまうと、変色してしまいます。 また、隙間がある構造から、もろく、壊れやすい性質を持っています。 産地は、メキシコとオーストラリアに、ほぼ2分されます。 メキシコ産は、火山の溶岩の中に、オーストラリア産は砂岩の中に生じます。 宝石でのオーストラリア産のものは、乳白色に細かい遊色、 メキシコ産のものは、透明度が高く、大きな遊色があらわれることが 特徴とされます。  貝オパールは、オーストラリアで発見されます。 これは、生物の化石が基になっていて、長い年月の中でオパール化した ものです。 モースの硬度計(※3)では、5~6.5です。 化学組成式:SiO₂・nH₂O  余談なのですが、作家の宮沢賢治さんは作品の中で、多くの鉱物を、 何かを形容する表現方法として使っています。 オパールも例外ではなく、「オパール」「火蛋白石(←メキシコオパールのこと)」「玻璃蛋白石」 など、さまざまな描写をしています。 ※1: SiO₂(二酸化珪素)水晶やアゲート、カルセドニー等も同じ成分 ※2:劈開(へきかい) 鉱物が一定の決まった方向に割れ...

誕生石/牡羊・牡牛・双子座

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誕生石 Birthstones 一般的に、誕生石には12星座と生まれ月の二つの分類方法があります。 12星座は西洋占星術から、生まれ月は、ユダヤ教の司祭が胸に付けていた 12石を起源にしていると言われています。 まず、ポピュラーな生まれ月による誕生石をご紹介します。 それから、12星座の一般的に言われている誕生石と、 それぞれの性格を分析し、各星座に ピッタリの ラッキー・パワーストーンをご紹介します。 こちらは、らんオリジナルです。 誕生月によるパワーストーン 1月  ガーネット 2月  アメシスト 3月  アクアマリン 4月  ダイアモンド 5月  エメラルド 6月  パール 7月  ルビー 8月  ペリドット 9月  サファイア 10月  オパール 11月  トパーズ 12月  ターコイズ(トルコ石) 西洋占星術からみた、おすすめのパワーストーン ★今回は、牡羊座・牡牛座・双子座をご紹介しています。 ※生まれた年によって、星座の範囲を示す日にちは異なりますので、ご注意ください。 牡羊座 白羊宮 ARIES 3/21~4/20生まれ 支配星 火星(MARS)  一般的な誕生石:カーネリアン・ダイアモンド  いつも元気が良く、活発で開拓精神旺盛な牡羊座のあなた でも、ちょっと攻撃的だったり、苛立ちやすい所も。。。 アベンチュリン ⇒感情のバランスをとり、情緒を安定させる、忍耐力を強める グリーンフローライト ⇒寛大さが引き出される、気持ちを安定させる ムーンストーン ⇒いつも穏やかさを保つ レオパーダイト ⇒穏やかな気持ちと充実感が高まる ピクチャージャスパー ⇒公平で、客観的な判断力が高まる ラリマー ⇒他者との親和力が高まる、平和な気持ちに導かれる セレスタイト ⇒精神が鎮まる、イライラ感が解消される などのパワーストーンが、あなたのパートナーストーンとして相応しいです。 牡牛座 金牛宮 TAURUS 4/21~5/20生まれ 支配星 金星(VENUS)  一般的な誕生石:エメラルド  穏やかで誠実、忍耐強い牡牛座のあなた でも、不満を内面に蓄積しやすいので。。。 オブシディアン ⇒積極性を高め、過敏な気持ちを守る シトリン、またはアマゾナイト ⇒リラックス、ストレスの軽減、前向きな気持ちになる アゲート ⇒自分らしさをスムーズに表現できるようになる ロードナ...