パワーストーン意味・解説/マラカイト
マラカイト Malachite 今回は、マラカイトの解説をします。 パワーストーンのパワー効果・意味の解説 鉱物学的解説 1:パワーストーン【マラカイト】の効果・解説 マラカイトは、古代より顔料としても、パワーストーンとしても使われていた石で、ゆりかごを守る、つまり子供を守護する護符石としても重用されていました。 霊的パワーが強く、持ち主の危険を追い払う魔除けのパワーストーンとされています。 また、情緒が安定し、平安な気持ちがもたらされ、社会的にも成功へと導いてくれると言われています。 あらゆる方面にパワーを発揮してくれるパワーストーンで、ストレスの軽減や安眠にも効果を発揮してくれるとされています。 2:パワーストーン【マラカイト】の鉱物学的解説 鉱物グループ:炭酸塩鉱物 鉱物名:孔雀石 Malachite(マラカイト) マラカイトは日本名を孔雀石(くじゃくせき)と言います。通常、濃緑色と黒や薄緑の美しい縞模様が特徴で、孔雀の羽根に似ていることが名前の由来とされています。 太古より、マラカイトは緑色の顔料として利用され、クレオパトラもその粉をアイシャドウとして使っていたことが有名です。 銅の二次鉱物で、銅鉱床の酸化帯に産出します。 産出国としては、ザイールが挙げられます。 単斜晶系には属しますが、通常は塊状のため、劈開(※1)も結晶なら完全となりますが、認められることは稀です。 モースの硬度計(※2)では、3.5~4とかなり柔らかく、条痕(※3)は淡緑色です。 化学組成式:Cu₂(OH)₂(CO₃)₂ ※1:劈開(へきかい) 鉱物が一定の決まった方向に割れる、または、 剥がれる性質を言い、その性質により鉱物を鑑定することができます。 ※2:モースの硬度計 鉱物の硬さが、①~⑩までの10段階に分類 されていて、 ①滑石から⑩ダイアモンドへ順に硬くなることを示します。 ※3:条痕 鉱物の粉末の色を言います。